
ビジネスやコミュニケーションにおけるネーミングの大切さ
プライベートでチャイルドコーチングの勉強をはじめたり、
マーケティング本を読んだりして改めて認識したことがあります。 それは、自分の考えや理論を説明する場合の”ネーミング”の大切さです。
たとえば、「コーチング」という理論の中には色々なスキルがあり
「傾聴」「ペーシング」など名付けられていて、
そのわかりやすいキーワードを頭に置きながら実践することで、
「コーチング」の成功率が高まり、理論についての信頼度が上がります。
また、最近、ヤフーの取り組みで知名度を上げた「1on1」という
毎週30分のミーティングをトライアルで現在、社内で実施しています。
詳しくは記載しませんが、
通常の面談とは異なる目的、やり方の面談で
これも「1on1」という名付けをわざわざしたことでその理論が周知されている。
私も、そのネーミングがあったからこそ通常面談との違いや魅力を感じトライしてみています。
さらに、最近注目されていた
”人が商品・サービスを買う行為の背後にあるメカニズム”を詳細に説明した
マーケティングの最新理論「ジョブ理論」でも
「ジョブ」という名付けが理論の骨子を表してしています。
また、この本の中で著者が、
理論を広げ、各人が正しく実践するために
明確な言葉にすることの大切さと難しさを語っていました。
(表現はうろ覚えですが・・)
コミュニケーションの仕事は、アイデア勝負の用に受け取る人もいまだにいます。
実際、一昔前はそういう認識が今より大きかった印象があります。
ですが本来は、論理的に考え、アイデアをわかりやすい言葉と形でアウトプットし、
それを万人に魅力的に伝わる伝え方を考える仕事ですよね。
最短距離で伝える手段、浸透させる手段としての
ビジネスやコミュニケーション上のネーミングの大切さを
最近とても実感しています。
Y.U