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黒子の存在として


先日、目黒区にある「日本民藝館」に行ってきました。 民芸品というと木彫りの熊のような品を想像するかもしれませんが、
この「日本民藝館」は初代館長の柳宗悦さん達による
“民衆が日常使用している物の中に美がある”という着目から、
陶磁器や染織品などの名もない名品や逸品を展示しています。
現在は5代目の館長として、auや無印良品の
デザイン監修をしていることで知られている
プロダクトデザイナーの深澤直人さんが就任しています。
生活や社会環境が変わる中でも
ずっと変わらずに残り続けるデザインを見て
とても勉強になりました。
私たちが手掛けた仕事はクライアントの名前で
世に発信されることが多いのですが、
名もない名品のように黒子の存在として
これからも長く存在し続ける良いものを
生み出していきたいと改めて思いました。

k.y