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ダイレクトマーケティングについて

趣味ネタとなりますが、ロードバイク業界についてお話致します。
『ツールドフランス』という言葉、よく耳にするのではないでしょうか。
自転車のレースイベントとなります。
日本ではあまり馴染みはありませんが、
サッカーのワールドカップ、オリンピックと並び世界三大スポーツイベントと
言われるほど世界的に盛んなスポーツの祭典となります。
日本でも漫画・アニメの影響などがあり、
ここ数年、大変人気があり競技人口も増えております。

そのような自転車業界、ヨーロッパを始めアメリカ、台湾、日本など
様々な自転車メーカーがあります。
これまでの古い歴史の中、2002年、ドイツで新しい自転車メーカーが誕生しました
「CANYON」というメーカーです。
後発ながら、トッププロへの機材供給を経て、急激に知名度が上昇しました。
高いカーボン成形技術と、独特なブランド戦略を武器に、
短い年月でトップブランドに上り詰め、日本でも大変人気があります。

小売店への卸売はせず、自社で運営するオンライン通販でのみ購入が限定され、
メーカーと購入者が直接繋がるダイレクトマーケティングを導入することで、
中間マージンや流通費を削減し、それを驚きの低価格設定で還元しているのが
CANYONとなります。

販売店を介さない事で、アフターサービス等の心配もありますが、
独自のサポートセンターを設け、注文の変更・キャンセル、補修パーツの注文、
不具合連絡、返品、事故破損による修理、整備士によるオーバーホールや
点検整備などについて対応してくれるとの事です。

自転車業界の「異端児」として、ダイレクトマーケティングを導入し、
中間マージンを省き、高性能な自転車を適正価格で消費者の提供する事で
大成功を収めたメーカーとなります。

因みに、ロードレース復活して3年目、ここのチャリに乗り換えようかと、
日々自分と格闘しております。

R.M