
次の世代へのバトンタッチ
みなさん、京急の駅名募集コンテストをご存知でしょうか?
駅の目の前の通りから、名前を取った「産業道路駅」という駅があるそうですが
駅の地下化に伴い、この道路とのゆかりが薄くなることが、コンテストの
きっかけのようです。
ただこの駅名だけでなく、京急沿線の実に46駅が、募集対象。
ゆくゆくは他の45駅も、名前を変えることを検討するそうです。
(そんなに変えていいのかな、という気もしますが…)
応募対象は沿線に住む小中学生。
未来を考えて、次の時代を考えていってほしい、という願いが込められていて
素適な取り組みだなと思いました。
この京急沿線には、すごく狭いエリアにこれだけ、縁起のいい町名が
密集してるエリアがあったりもします。
当時の町名もこのコンテストと同じように、次の時代の良きことを願ってつけたのかと思うと
面白いな、素適だなと思います。
今はわりと、、飲み屋街になっちゃってたりしますが…笑
そういえば、山手線も新駅ができるということで、駅名募集をやってましたね。
こういう取り組みがあると、今まで当たり前に見過ごしてた
駅の名前や、街の名前について、立ち止まって考えるきっかけになります。
この当たり前に立ち止まる、って、普段自分からはなかなかできない分
その機会提供には、新鮮さを感じます。
自分たちの携わる購買機会でも、同じようなことが、提供できるんじゃないか…
いつか、皆が当たり前に感じてた名前や、パッケージに対してなど、
聞く人や見る人に、もう一度新鮮さを提供できる仕事ができたらいいな、と思っています。
S.H