デザインの機能を見つめる


首都高で2007年から「東京スマートドライバー」という
キャンペーンが展開されています。

これは違反車を取り締まるのではなく、
マナーの良いスマートなドライバーを褒めることで
ドライバーのモチベーションを高めるという趣旨の企画です。
http://www.smartdriver.jp/
構成作家の小山薫堂さんがプロデュースし、
アートディレクターの水野学さんが
シンボルマークをデザインしています。
スマートなドライバーを見つけてホメるパトカーとして、
「ホメパト」という車が首都高を巡回するのですが、
先日新しい「ホメパト」のデザインを
募集するコンペディションが開催されました。
決定したデザインは、通常黒と白であるパトカーのデザインを、
ピンクと白に変えただけのシンプルなものでした。
初めは、少し地味な着地点だと感じましたが、
本来のパトカーとの対比や「ホメパト」の役割や機能を考えると、
このシンプルなデザインがとても嵌った印象に変わりました。
デザインに地味さを感じてしまうと
つい不必要なにぎやかしを求めたりしてしまいますが、
機能的なデザインという点を再度意識し直して、
ディレクションなどに活かしていきたいと思いました。

k.t