一手先のおもいやり

先日、朝の通勤で
混み合った電車に乗っていたときのことです。 一人の妊産婦の方が電車に乗ってきました。
鞄にボールチェーンタイプの
マタニティマークがついていたので、
彼女が妊産婦の方だということはすぐに分かりました。
しかし、ストラップを付けてはいるものの
朝という時間帯だからか、
座っているほとんどの人たちは
皆下を向いていたり寝ていたりしていて、
誰一人気づいていないようでした。 そのような状況の中、一人の若い男性が
妊産婦の方に席を譲るべく声をかけました。
言い方は悪いですが、
その人は茶髪でいかにも怖そうな面立ち。
とても席を譲るような人には見えませんでした。
しかし、混んでいる車内でストラップにちゃんと気がつき、
誰よりも早く席を譲ったのです。
その瞬間、混んでいるのと誰も席を譲らない状況に
少し不機嫌になりかけていた私でしたが、
その男性の見た目とは裏腹な誠意ある行動を見て
気持ちがとてもほっこりしました。 自分がどんなに忙しくても、周りの状況を把握して
誰かの手助けになる行動が取れるような
一手先のおもいやり。
簡単なようで難しいことではありますが、
常に心がけて実践できるようにしていきたいと
電車内の出来事を通して思いました。
t.k