購買体験の変化

ここ最近、中食系の自動販売機が特に増えた印象です。
餃子やラーメン、牛丼、和菓子まで、都内にとどまらず、
地方各地の知人からも同様な話をよく耳にしています。
昨今の外出自粛の影響もさながら、他の要因もあるのではと調べてみました。

販売側の大きなメリットとしては、やはり24時間販売が可能になったこと。
営業自粛の影響を受けず、人件費の心配もなし、補充もアルバイトでも簡単に行える手軽さ、
さらにSDGsの意識も高まり、廃棄ロスにも寄与でき企業イメージも高まりいい事尽くしのようです。

また、キャッシュレスにすることで千円越えの製品も売れやすいとのこと。
たしかに"拘り”が伝わってくる製品に対して、実際外食をしていないものの、
製品の信頼感から価値を感じやすく、キャッシュレスにすることで手軽さも後押しになっている印象です。

製品の見せ方や販売方法によって、値ごろ感が変わるおもしろさを感じるとともに、
今後は無人であっても購入体験の楽しさや発見、リピートに繋がる仕組みづくりなど
行動制限かかかりやすい状況下だからこそ、”体験”を意識した施策が、
よりインサイトに響きやすいのではと感じました。

N.M