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大人になってからの花の成長日記で思う


少し前の話なりますが、今年の夏、
小学1年生の甥っ子から朝顔の苗を分けてもらって育てることになりました。

朝顔というと誰しも小学生の頃育てた記憶があると思います。

「夏休みの宿題のひとつ」ということもあって
実はそんなに好きじゃない人も多いのかなとも思ったり。

実は私もそんなに良い思い出はなく毎日観察しないとダメで午前中にしか咲かないので
お昼まで寝れなかったりとあまり良い思い出はありません。


でも、大人になった私が改めて朝顔を育ててみるとそれはそれはすごく楽しかったんです!

甥っ子に分けてもらったということも相俟って「絶対に枯らしてはいけない!」という義務感と、
他にも植物が居るので水やりも苦ではなく。

毎朝見る度に明らかに伸びているツルを見て朝顔の生命力に驚いたり、
姉への報告やSNSで成長日記を配信していたこともあり自分以外にも
成長を喜んでくれる人が多かったのが楽しいと思える要員だったのかなとも思います。

今年の夏は猛暑日も多かったせいか8月の内はまったく花が咲かず蕾すら出来なかったのに
9月半ばの涼しくなり始めた頃、蕾がぷくぷくと膨らみ出しあっという間に花が咲きました。

結果4つの花を咲かせることが出来て、今順調に種もふくらんできています。


今回、数十年ぶりに朝顔を育ててみて良かった感じたことは2つあります。

①対象年齢とされていないモノでもやってみると意外と楽しめるということ。

子供の頃にしていたコト、見ていたモノに大人になった今改めて向き合ってみると
経験がより深まるし、感じることが大きく違うなと思いました。

そういえば、子供の頃に観ていた映画を大人になって観てみると感じることが違ったり、
絵が好きで見ていただけの絵本を大人になって読んでみると大切な教訓が書かれていたり。

誰しも経験があるかと思います。


②毎朝成長日記をSNSで配信することで生のリアクションがもらえること。

これは時代だなぁとしみじみ感じる出来事でした。

「朝顔可愛いね」「小学生の頃思い出したわ」「本当に朝に咲くんだね」と
色々なリアクションをもらいました。

自分の他にもこの朝顔の成長を見守ってくれている人がいて、
喜んでくれる人が居ることを感じるとより一層朝顔への愛情が深まり
大切に育てることができました。


小さな出来事ではありますが、

・ターゲット以外のところにも需要がある

・リアルな声が当事者(企業)に届くことの大切さ

は仕事にも生かせる部分なのではないのかなと感じた夏の出来事でした。


M.Y