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公共施設の言語対応について

沖縄に出張に行った時、モノレールの柱の駅名看板に違和感を覚えました。
ハングル文字が大きく、その下に日本語で駅名が小さく書かれていたのです。

都市部では、だいたい日本語がメインで、サブに英文だと思うので、
なんとなく気になったので調べてみたところ、興味深いことがわかりました。


モノレール側の理由としては主に2つ

①『外国人観光客が増えてきたため国交省から他言語対応してほしい』という

 要請があった

②日本語の駅名の下だと小さくなるので、海外の乗客からも目立つようにした


とのこと。

とはいえ、なぜ共通言語の英語じゃないんだろうと思ったら、
沖縄県の外国人観光客の国籍の割合は、
1位が台湾、2位が韓国、3位が中国本土 で、
圧倒的にその近辺からの観光客が多いから、ということでした。

このことはSNSでも話題になっていたようで
『観光地だから問題はない』『旅行者の立場ならうれしい』との声がある一方、
『日本なんだから日本語メインで英語だけで十分』『違和感がある』と
賛否両論の模様。


今後、来る東京オリンピックに向けて世界中から観光客が訪れることを
考えると(東京は特に)、

日本語・英語だけでなくその他の言語にも対応が必要になってくるかもしれない
ことや、ピクトグラムのような誰が見ても伝わるようなデザインが、より一層
求められる場面が増えていくのだろうな、と思いました。

M.S