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デジタルシフトが進む店頭販促

店頭の販促について考えるにあたり、


消費者視点はもちろんのことですが


売り場環境やメーカーと流通企業の関係性が大事な要素であり


大前提であることは間違いありません。



ご存知通り、リアルはオンラインへ、


オンラインはリアルへ近づいて垣根が徐々になくなりつつあり、


その大前提とも言えるルールが大きく変わりつつあるかと思います。



少し前に大きく取り上げられたアマゾンのリアル店舗


amazon go」はとても革新的で、驚いた方も多いかと思います。




日本でもGUなどにみられるような「電子タグ」によるセルフレジ技術や



SNSのリアルタイムな情報や気象情報を用いた需要予測と


自動識別カメラを駆使した「リテールAI」技術、


ビーコン技術を使った「スマートカート」など


様々な取り組みがリアル店舗でも始まっています。



消費者ににもっと身近なところで言えば


最近、経済産業省が実験を始めた「電子レシート」は


流通企業が独占していたPOSデータを個人の消費行動を起点として


統合するビッグデータとして活用するものに変えていこうとするなど


大前提といえるルールが大きく変わっていく兆しがみられます。



我々自身が全く新しいAIを開発したり


ロボットを開発するということではなく


この変化をよく捉え、よく見聞きし、新しい大前提の中で


我々に何ができるかを常に考えることが大事と思います。



「自分たちの考え方ややることを頑なに変えずに守る」という


価値観も素晴らしいと思いますが


今起きている世の中の変化は一回転して戻ってくる類の変化ではなく


常に横方向に動きつづけている様なものなので


我々自身も変わり続けられる様な心持ちとスタンスが必要だと再認識しました。



T.Y