お1人様1個限り

“お1人様1個限り”
たまに店頭のPOPで見かけることがあるかと思います。
特売でも見かけますが、今回は商品自体の人気で
そのような表示がなされている商品についてです。

食品で言えば、ちょっと前だと「食べるラー油」、
最近ではインフルエンザ予防になると話題になった
「明治ヨーグルトR-1」などが該当するでしょうか。
よく目にするのはこういった食品関連が多いですが、
私の趣味である釣り業界でも
たまに“お1人様1個限り”を店頭で目にする時があります。
それは魚を釣るためのルアー(疑似餌)です。
新商品の場合ではありますが、
主に特定の人気プロが開発に携わったルアーが発売されると
釣具屋で“お1人様1個限り”が出ることがあります。
そのように至る経緯を推測してみると、
発売前に雑誌での実釣取材でそのルアーを使った釣果記事や
ブログでそのルアーを使って連日釣果を上げている記事を見ると
それを見た一般アングラー(釣り人)はそのルアーに対して
“釣れるルアー”というイメージを持つようになり、
使ってみたいという気運が高まります。
そんなアングラーの需要見込みとは裏腹に出荷が少ないと
店頭から商品が消え、また出ては無くなり、しばらく店頭で
“お1人様1つ限り”現象が起こる…という流れが主だと思います
(もちろん一概に全てこうなる訳ではないですが)。
いずれ落ち着きはしますが、売れ続ける商品になるかどうかは、
よく釣れるルアーかどうか(食品で言えば、美味しいかどうか、
効果があるかどうか)がポイントになります。
やはり火のつきどころはメディアなどの媒体を介して。
そして釣れるかどうかが目に見える情報として
多くの人に伝達できているかどうかに左右されます。
改めて考えてみると、調味料やヨーグルトも
メディアでの紹介がきっかけ。
ブームになるような商品の売れ方というのは
物は違えどメカニズムは同じなのだと改めて感じました。 y.k