人と関わる上で磨くべきスキル

今、『中国的工場カイゼン記』という本を読んでいます。
1990年代中頃、ある日本の製造メーカー開発責任者の
失敗談や苦労話が紹介されている本です。
言葉や文化の違いはもちろん、感じ方や考え方、
モラルの違いが原因でさまざまな問題にぶつかる様子が
書かれています。

例えば、中国でスピーカーを作った時のエピソード。
形状も機能も問題無しなのに、
黒の塗装が違うということで全数作り直しになりました。


メーカー「うちのブランドカラーの黒は、もっと赤っぽい黒」
中国人「黒は黒でしょ?」


日本らしい色のこだわりと表現の仕方、
お互いのモラルの違いが事の発端だったようです。
さて、この問題は異国でなければ
起きなかった問題でしょうか?

同種の仕事をしていても
クライアントが異なれば考え方・進め方は違い、
人によって伝え方・感じ方も異なります。
どちらかの一方的な理解と認識だけで
物事を進めることが危険なのは、
異国でなくても言えることだと思います。

もちろん会社の社内でも同様です。
人と関わる仕事をしていく上で
より円滑に業務を進めるためには、
知識や技術の向上の前に磨くべきスキルがある。
基本的ではありますが
とても大切なことに改めて気付かされました。


s.y