
これからのインバウンドについて
ついに今年行われる東京オリンピック。
観光立国を唱える日本はインバウンド需要やら爆買いやらを経て、
本格的に外国人観光客および長期滞在者を迎えることになりますね。
オリンピックからその後の訪日観光客の見込みは
これからの10年で3000〜4000万人だそうです。
しかも旅行客という見方ではなく、期間は別として生活者として
暮らす方も増えて来ると考えてみると、もっといろいろ現状から
新たに出来ること、考えられることがあるように思います。
生活者という側面でみてみると現在から少し先に掛けて、
在留外国人の数は260〜300万人と言われており、
これは全人口の2%程度なのですが、
50歳以下となるとその割合はかなり多くなるそうです。
ちなみに昨年盛り上がった、ラグビーワールドカップ。
日本代表31人のうちキャプテン含め日本国籍の7人合わせて
約半分の15人が海外出身の選手達でした。
結構国際的な日本代表ではありますが、割と身近な在留外国人の
比率と考えられないでしょうか。(少し特殊ですかね笑)
とにかく、もうインバウンドとかいうレベルではなく、
少子高齢化の日本は海外出身の方々や観光で来るお客様とも
一緒に生活していくことになり、
そんな方々に、日本人の生活に合った製品が認められないはずもなく、
しっかり説明、訴求できれば新たな需要も見込めるのではと思うのです。
ユニバーサルデザインなんていう観点からも
私達に何かできることがあることをもっと考え、提案し
そんな人達の暮らしや、クライアント様のサポート、バックアップを通して、
世の中のお役に立てたらいいなと考えています。
Y.K