
「アジャイル」や「スクラム」の考え方
コロナ禍以降、「アジャイル」や「スクラム」という言葉をよく聞きます。
アジャイル(アジリティー)とは「俊敏な」「すばやい」という意味の英単語で、
元々はソフトウェア領域において
要求仕様の変更などに対して、機敏かつ柔軟に対応するための開発手法ですが
ソフトウェアやIT領域にとどまらず
企業の事業開発や製品企画や組織運営や勉強法にも応用できるとして
その考え方を世界中の多くの企業や組織が採用し注目を集めています。
大きな目標に対しなるべく失敗しないように取り組む従来のウォーターフォール型に対し
アジャイルでは、仕様や設計の変更があることを前提に開発を進めていき、
徐々にすり合わせや検証を重ねていくというアプローチで
次世代型現場力とも言われているそうです。
「やりながら考える」….
なんていうと
若干の抵抗感を覚えそうですが
VUCAと言われる変化の早い、先行きの不確実性や不透明性の高い時代
複雑で予測困難な状況において
「仮説を立てて、素早くかしこく小さく失敗して次に行く」
「小さな失敗を繰り返して学び、辿り着いた成功モデルをスケールしていく」
といったアジャイル思考が
クライアントの価値を中心に置きながら変化にスピーディに適応し
その事業や商品の価値向上だったり、
我ら自らの価値や競争力を高めることにつながると思います。
これはまさに時代が求める考え方だし
そのスピード感や柔軟な対応力は
我々が今、チャレンジしている
今季の目標や新しい組織体制に合致する思考であり
目指したいところだと感じました。
T.Y